岸本斉史氏の大ヒット漫画「NARUTO ナルト」が、ハリウッドで実写映画化されることになったとTracking Boardが報じた。
「ハンガー・ゲーム」シリーズなどを手がけるライオンズゲートは、このほど映画化権を獲得。「スパイダーマン」シリーズを手がけたアビ・アラッドの製作会社アラッド・プロダクションが、新鋭の映像作家マイケル・グレイシーの監督作品として企画開発を行うことになるという。
VFX出身のグレイシー監督は、ロアルド・ダール原作の「The Witches」やジム・ヘンソンの伝記映画「マペット・マン(原題)」、エルトン・ジョンの伝記映画「ロケットマン(原題)」、P・T・バーナムを題材にしたミュージカル映画「The Greatest Showman on Earth」などの話題作で名前が挙がっている注目クリエイターだ。
なお日本の漫画を原作とした映画では、ワーナー・ブラザースが「デスノート」、パラマウント・ピクチャーズが「攻殻機動隊」を製作中。「NARUTO ナルト」を開発するアラッドは、「攻殻機動隊」も手がけている。この中からヒット作が生まれれば、ハリウッドで日本の漫画を原作にした映画化ブームが到来するかもしれない。