日本専用局とか、できないかなぁ。
Apple Musicとともに鳴り物入りで登場したラジオ局、Beats 1。現在視聴できるのはBeats 1のひとつだけですが、これがBeats 2、Beats 3、Beats 4…と今後増えるかもしれないんです。
THE VERGEによると、アップルはレコードレーベルとの協議の結果、Beatsのラジオ局を最大5つ増やすことができるようになったそうなんです。つまり、Beats 2からBeats 6までを一気に開局することもできます。
これにより、アップルはオーストラリアやアジアなどに新たなBeatsラジオ局を設置して、ライブ放送の時間を増やすことが可能になります(Beats 1のライブ放送時間は1日最大12時間)。また、よりターゲットを絞ったラジオ局の開局も可能です。これはぜひ邦楽に強い日本のラジオ局の開局を願いたいところ。日本発のコンテンツにも魅力的なものはたくさんありますからね。
また、これまでアップルとレコードレーベルの関係は良好なんだそうです。その理由はアップルによる楽曲のライセンス料の支払いがいいから。現金な話ですが、良質なサービスを提供するにはそれなりのコストが必要なのも確かなようです。
Apple Musicの契約者の伸びはこれまで非常に好調です。しかし10月に入って初期契約者の無料期間が終わったあとに、どれだけのユーザーがお金を払って聴き続けてくれるのか…。結局はサービスをさらに魅力的に仕上げることが、Apple Musicの成功の鍵となりそうですね。
source: THE VERGE
(塚本直樹)