広島市で始まった原水爆禁止日本協議会系の世界大会=4日午後
共同通信社

 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)系と、原水爆禁止日本協議会(原水協)系の原水爆禁止世界大会広島大会が4日、広島市でそれぞれ始まった。原爆投下から70年の節目の年に、出席者は「核兵器廃絶は人類の緊急の課題だ」とアピール。安全保障関連法案に反対する声も次々に上がった。

 原水協系の大会では日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の坪井直代表委員が「90歳になり、病気もあるが、命ある限り一生懸命頑張りたい」と力強く語った。

 その後、同じ会場で始まった原水禁系の大会では、川野浩一議長が「強い信念で、核も戦争もない21世紀を目指して闘おう」と呼び掛けた。

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