1:2015/08/05(水) 10:37:33.61
家の鍵を完全に手放すのは勇気がいる。誰でも数日なら、あるいはもっと頻繁にでも、
オフィスで眠ることはできる。だが、会社から逃れる選択肢を完全に排除するとしたら-。
ハイテク企業の集まる米シリコンバレーではこれが勇敢な行動だと見なされるが、かつてグーグル社員だった男性2人が
約1年にわたって会社に住み続けるという“偉業”を達成した。
駐車場のRVで
現在、退役軍人省でプログラマーとして働くマシュー・ウィーバー氏は2005年に米グーグルで働いていた27歳のとき、
友人から90分かかる通勤をやめて社屋の駐車場に止めた多目的レジャー車(RV)で生活できるかという挑戦を受けた。
社内には数日から数週間、会社に泊まる同僚もいたため、勝つためには丸1年持ちこたえる必要があった。
ウィーバー氏はこれを成し遂げ、彼の記録は約5年間破られることがなかった。
シリコンバレーでは、ガレージではなくオフィスで寝泊まりする話はよく聞く。
ブルームバーグ・ビジネスウィークのライター、アシュリー・ヴァンス氏が執筆したイーロン・マスク氏の伝記本によると、
テスラ・モーターズやスペースXの創設者として知られる同氏は、オフィスのデスク脇で眠り、
近くのYMCAユースホステルでシャワーを浴び、そこのロッカーに着替えを預けていたという。
また、データ保管・共有サービスを提供するスタートアップ企業ボックスの創業者、アーロン・レヴィ氏は、
自身の家を拠点とし、社員をそこで働かせていた。同社がもっと広いオフィスに移ったときには会社に自分のベッドを持ちこみ、
「何の不都合もない。四六時中仕事をしていて、どのみちデートなどできなかっただろうから」と語っている。
スタートアップの創業者が自宅で働き、職場で生活するのは理にかなっているが、プログラマーの場合はやや事情が異なる。
「シリコンバレーに行きたいか!(原題:The Nudist on the Late Shift)」の著者、
ポー・ブロンソン氏は「実用本位の考え方をし、論理的思考を持つプログラマーたちは、
『ベッドで寝るのとカーペットで寝るのにどんな違いがあるのか? 単に習慣の問題だろう』と考える」と話す。
ウィーバー氏は友人からの挑戦を受けたとき、全長7メートル超のサファリ・ロードトレックRVを購入し、グーグルの駐車場に駐車した。
ドアの外には人工芝を敷き、その周囲には白いフェンスを設置。同僚を招いてバーベキューをしたり、
カクテルを振る舞ったりすることもあったという。普段はグーグル社内で提供される無料の食事をとり、
シャワーやトイレは同社のバスルームやジムで済ませていた。最終的にアパートに引っ越すまで、ウィーバー氏は54週間、駐車場で生活した。
54週上回る猛者
この記録を打ち破ったのがプログラマー、ベン・ディスコー氏(44)だ。同氏はウェーバー氏の偉業を知る由もなかったが最近になって聞き、
「RVだって? それはずるい」とコメントしたという。
2:2015/08/05(水) 10:37:41.72
ディスコー氏は11年10月から12年11月まで、56週間グーグルに住んでいた。子供時代を過ごした
ハワイの田舎に妻とともに移住し、自分が育ったのと同じ家で子供を育てようと夢見ていたが、
この計画は離婚により子供が生まれる前に頓挫。11年当時、離婚手当とハワイに購入した農場のローン
の支払いを背負っていた同氏は、全自動運転車を開発する510システムズに職を得て、
サンフランシスコの湾岸地帯に移る。510システムズは同年、グーグルに買収された。
ディスコー氏にとってこの買収劇の唯一の問題は、サウスベイ地区に引っ越し、家賃を払わなければならなくなったことだった。
もちろん、13万5000ドル(約1680万円)の給料を得ていた同氏には、離婚手当を払っても2000ドルのアパートを借りる余裕はあった。
ただ、納得がいかなかったのだ。
振り返ってみれば、ディスコー氏が車で生活することに抵抗を感じなかった理由は、幼少時代の経験にあるのかもしれない。
彼は親が離婚を繰り返したため、カリフォルニア州とハワイの間を行ったり来たりして育った。それほど頻繁に移動を繰り返し
、プログラミングに没頭し、さらに父親が仏僧という環境では、物に執着しなくなる。長い間、ディスコー氏は靴を1足しかもっていなかった。
グーグルの社員になりアパートを借りることを拒否したとき、同氏は持ち物全てがワゴン車1台に楽に収まることに気付く。
そして、中古のGMCバンデューラを手に入れることにした。
ディスコー氏は社内で食事をし、携帯電話を充電し、トイレを済ませる。携帯電話の料金と交通費、クリーニング代を除けば、
生活費はほぼゼロだ。「孫に農場を残すため」にローン完済を目指し、同氏は寒い冬の日もワゴン車での生活を続けた。
ワゴン車で暮らす男と子供を持ちたいと思う女性が少なかったのは皮肉な話だ。ハワイの農場については、世界的な環境悪化をものともしない数少ない場所の一つだと信じている。
ディスコー氏は12年にグーグルを去り、測量機器メーカー、ライカ・ジオシステムズに移る。会社のインフラは無くなったが、ワゴン車での生活は続けた。
現在、彼は新しいガールフレンドと壁のある部屋で暮らしているが、ワゴン車は手放していない。
彼女が長期不在の間は「仕事の後、家に帰る理由がない」ため、今でも車で眠っているという。(ブルームバーグ Joel Stein)
3:2015/08/05(水) 10:42:18.85
すると固定資産税はこの社員が払ってたの?
5:2015/08/05(水) 10:47:55.59
なんだよ、遊びかよ
Google(グーグル)は、検索エンジン、クラウド・コンピューティング、ソフトウェア、オンライン広告といったインターネット関連のサービスと製品を提供するアメリカ合衆国の多国籍企業である。
収益の多くをアドワーズ(AdWords)と呼ばれるオンライン広告から得ている。
同社が提供しているインターネット上の検索エンジンのGoogleに関する詳細はGoogle検索を参照。同社の登録商標は日本第4478963号ほか。
https://goo.gl/7ki1hw
6:2015/08/05(水) 10:48:47.41
今のクソみたいなgoogle mapを何とかしろよ、
7:2015/08/05(水) 10:49:17.90
オリがないエリ-ト収容所みたいな所が理想だな
10:2015/08/05(水) 11:00:11.45
日本に在る企業の社員寮には
プライベートのない所や入信を迫るような所もある
そこの生活のほうが酷いと思うけどな
microSD1枚に小さい図書館ひとつ分くらいの本の情報入っちゃうよな・・・?
11:2015/08/05(水) 11:02:27.11
屋根裏グーグルに1年住み続けたのか
12:2015/08/05(水) 11:02:45.36
トレーラーハウスに住んでる人はどうなんの?
ちょっと憧れるんだけど。
14:2015/08/05(水) 11:05:25.27
Googleで働いてたけど、食事も全て会社持ちだった
21:2015/08/05(水) 11:30:09.62
15:2015/08/05(水) 11:06:49.15
会社に泊まりこんで働いた俺ってすごいだろうって中二病はとっくに克服したわ
18:2015/08/05(水) 11:15:28.16
そういやアメリカ人って金持ちになったら農場買いたがるんかな。
日本なんて田舎行ったら農地売りたい奴なんてあふれてるのに。
20:2015/08/05(水) 11:25:52.65
>>18
あっちは農地は自分で外に出ていって入手するもの(開拓者)
日本では必要性に関わらずそこにいて
家ごと代々継がなくちゃならないもの
という意識の違いかな
19:2015/08/05(水) 11:22:49.91
アメリカは駐車場持ってる企業多いからね
出来なくは無いだろう
しかし・・・良くやるよ
車が家みたいな物なんだろうな
住めば都と言う言葉もあるし
23:2015/08/05(水) 11:45:04.47
鉄板の上で寝たもんだ!
引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1438738653