【ジュネーブ共同】スイス南部アルプスのバレー州警察は6日、マッターホルンで1970年に遭難した日本人男性2人の遺骨が見つかったと発表した。遺骨は昨年見つかり、DNA鑑定などで身元が分かった。

 在ジュネーブ領事事務所によると、2人は及川三千雄さん=当時(22)=と、小林正幸さん=同(21)。当時、及川さんは千葉市、小林さんは東京都墨田区に住んでいた。遺骨が発見されたことは、既に遺族らにも報告されたという。

 バレー州警察によると、昨年9月上旬にマッターホルンの標高約2800メートルの地点で登山者が骨を発見した。

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