リクルートマーケティングパートナーズは、同社が運営する『ゼクシィ』において、「ゼクシィ 海外ウエディング調査2015」を実施、結果を発表した。調査対象は海外挙式を予定し、2014年1月~2014年12月に結婚した首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)の『ゼクシィ』読者439人。調査期間は2015年2月27日~3月27日、調査方法は郵送。
海外挙式の実施地域について調査したところ、最も多かったのが「ハワイ」67.0%で、2位の「グアム」14.1%、3位の「ヨーロッパ」7.5%を大きく引き離した。「ハワイ」の回答は、昨年および2010年の調査よりも増加している。
海外挙式の実施地域(全体/単一回答) ハワイでの実施率の推移(全体/単一回答)挙式実施地域の選択理由について、複数回答可で調査すると、「結婚式だけでなく、それ以外の時間も楽しめるから」が71.8%と最も多く、ついで「以前からその国・エリアで結婚式をすることに憧れていたから」が43.1%、「気に入った教会・挙式会場があったから」が39.6%という結果となった。ハワイで挙式した人とそれ以外で挙式した人との選択理由を比較すると、「結婚式だけでなく、それ以外の時間も楽しめるから」「以前からその国・エリアで結婚式をすることに憧れていたから」の項目で差がついた。
「旅行代金」「挙式にかかった費用」「現地でのパーティ・会食の費用」の合計を海外ウエディングの総額として調査したところ、平均は189.6万円となり、調査開始以来最高額になった。また総額200万円以上の割合は増加傾向の結果となった。
海外ウエディング総額別に、各費用の平均をみると、総額が「200万円以上の層」と「200万円未満の層」の差が最も大きかったのは、「現地でのパーティ・会食の費用」で2.27倍となった。現地でのパーティ・会食の列席者数については、平均は11.3人。総額別でみると、「200万円以上の層」の平均が12.3人、「200万円未満の層」の平均が11.2人と大きな差はみられなかった。
結婚式やコミュニティに対する考え方について、総額「200万円以上の層」が「200万円未満の層」より上回った項目のうち、「結婚式は行うのが当たり前だ」「結婚式は列席者に感謝の気持ちを伝える場だ」「結婚式の内容は、列席者のおもてなしを重視した」の3項目が上位に入った。