鉄の爪を持った殺人鬼フレディ・クルーガーが夢の中で人々を死に至らしめるスプラッター映画の金字塔『エルム街の悪夢』シリーズ。1984年の1作目以来、『13日の金曜日』とのクロスオーバーとリメイクを含め9作が製作されたが、フレディが復活を遂げるそうだ。
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Tracking Boardによると、米ニュー・ライン・シネマが新作の製作に着手し、映画『エスター』(09)の脚本家デヴィッド・レスリー・ジョンソンを起用したという。あらすじやプロデューサー、監督やキャストなどは決まっていない企画の初期段階にあるという。
同シリーズは2010年に映画『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ製作、映像作家のサミュエル・ベイヤーを監督に抜擢して、リメイク『エルム街の悪夢』が製作された。約1億1500万ドル(約143億円)の世界興行収入を上げたが、批評家やシリーズ・ファンの評価は芳しくなかったため、スタジオ側は第1作の名に恥じないリブート版の製作に力を入れているとのことだ。
現在、『エルム街の悪夢』のほか、1970年代から1980年代のホラー映画を代表する『ハロウィン』や『13日の金曜日』、『悪魔のいけにえ』シリーズでも新作の製作が進められている。