暗闇の中でも自転車の存在をアピールして、ターンランプもブレーキランプも備えたハイテク自転車用ヘルメット「Lumos」がKickstarterで資金募集中です。
健康のため、環境のため、節約のため、さまざまな理由で自転車通勤をされる方が増えてきました。でも自転車を運転する側も、車でその横を走り抜ける側も、特に夜間の自転車の目立たなさには危なさを感じているはず。リフレクターをつけていたとしても、光が当たらなければ見えないに等しいですし、ハンドサインなんて腕にLEDでもつけていないとまず見えることはありません。
「Lumos」は、そんな自転車乗りと周囲の不安を解消してくれるハイテクヘルメット。スイッチを押せばヘルメット前後のLEDが点灯し、その存在をアピールしてくれます。もちろん防水仕様で、microUSBケーブルで充電できるようになっています。
自転車のハンドル部分には、ヘルメットとワイヤレス接続されたリモコンを取り付け(こちらも防水)、このリモコンでヘルメットの方向指示LEDを点灯させることができます。そしてヘルメット内部には加速度センサーが内蔵されており、ブレーキをかけたときには、何も操作しなくとも自動でブレーキランプが点灯します。
これだけ詰め込んでも重さは410gと、軽量ヘルメットにはかなわないものの日常使用に無理のない重さにまとまっています。ヘルメットとしての安全性に関しても、米消費者製品安全委員会のCPSC、ヨーロッパのEN1078の認証を受けています。
現在集まっている支援金は、目標金額12万5000ドル(約1550万円)の4倍を超え、52万ドル(約6450万円)以上。プロジェクトに出資する場合、一般販売予定価格の40%オフである99ドル(+送料。でも残念ながら日本への発送はしてくれないよう)でLumosを予約できますが、クラウドファンディングサイトの常でプロジェクトが成功しても商品がちゃんと作られ手元に届くかどうかの保証はありません。一般販売されるようになってから日本でも販売されるといいですね。
source: Kickstarter
(abcxyz)