父親は名野球選手。生まれた時から野球に染まっている「茂野（本田）吾郎」。幼稚園ではすでに投球練習をおこない、小学校、中学校、もはやどこででも練習するほどに野球が大好きです。将来の夢はやっぱり野球選手。今回は、そんな「茂野（本田）吾郎」の魅力についてご紹介いたします。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■物事はきっちりと受け止める
吾郎の家族はかなり大きく変化しています。アニメスタート時点で既に生みの母は亡くなっており、父親は外国人選手「ギブソン」のデッドボールにより亡くなります。次に育ての母となるのが吾郎の通っていた幼稚園の先生。そして育ての父親は生みの父親の親友。かなり複雑な環境といえます。普通ならグレて深夜徘徊でもしそうな状況ですが。これをすっぱりと割り切れて受け入れるのもスポ魂野郎の度量の深さ。男としても人間としてとてもカッコいいです。
■道をふさがれたなら作ればいい！
こんなに野球が大好きで技術もある吾郎ですが、じつは甲子園に出場したことは一度もありません。高校野球編もあるのになぜ？と思う方も多いことでしょう。野球の特待生で入った海堂高校での「マニュアル野球」や、自身の投球スタイルを否定されたことなどから、二年生の夏に自主退学。このとき吾郎は部内の二軍に所属していました。しかし、この自主退学のおかげで他校に根回しされ、野球部のある高校には入れませんでした・・・。
やっと編入したのが野球部のない聖秀学院高校。しかし野球を続けたい吾郎・・・。作ってしまいました、野球部を。少ない男子を必死に集めその年に県大会に進出。とんでもないガッツです。それだけの魅力が彼にあったからこそ、経験のない男子生徒たちも彼に付いていったのでしょう。
■長年の相棒、寿也との関係
寿也くんとの付き合いは幼稚園生の頃から。よく寿也くんはこのハチャメチャ野郎（吾郎）についていけると不思議に思う事も・・・。リトルリーグで日本一のチームに所属して頑張っていたにも関わらずボコボコにされ、投げ方をアドバイスすればサヨナラホームランを打たれ、一緒の高校へ入学して黄金バッテリーを組めると思えば退学・・・。そんな奴が実際にいたら付き合いたくないです。とはいえコンビとしての相性は抜群。幼馴染でパートナー、そしてライバル。熱い吾郎と冷静な寿也くん。この２人なくしてメジャーは語れません。
原作ではプロ野球の世界にまで進出しています。さらには吾郎に子供まで生まれています。アツい魂を受け継いでいるのかどうか！？原作でのお楽しみですね。少し長めですがとにかく熱くて面白いので、野球好き・元気をもらいたい、そんな人はぜひ原作も読んでみてください。
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★記者：じょにー先輩（キャラペディア公式ライター）