近年、にわかに注目を集めているぽっちゃり女子。スーパーモデルばりの細い体を理想とする風潮に逆らうような流行の兆しを見せていますが、一方で、男性の体型に対して女性はどう感じているのでしょうか? 男性のぽっちゃりとデブの境界線について、社会人の女性に聞いてみました。
■お腹のでっぱりがポイント
・「お腹の大きさ。垂れてたらぽっちゃりでない気がする」(26歳/建設・土木/事務系専門職)
・「シャツの上からお腹が出ているのがわかるかどうか。お腹が出ているのがわかるのは、ただのデブだと思う」(30歳/電機/事務系専門職)
ぽっちゃりさんは女性らしい丸みを帯びた体のラインが魅力的ですが、お腹まで丸く突き出ているのは、ぽっちゃりの域を超えています。メタボ予備軍は早急にダイエットが必要です。
■太っていても清潔感は大切
・「清潔感があるかないか。見苦しいとデブだと思うが、そうじゃなかったらかわいいとさえ感じることができるので」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「見てて不快感を感じるかどうか。不快感を感じる相手に、ぽっちゃりという否定的ではない表現を使う気にはならないから」(27歳/電機/営業職)
人と会う上で、もっとも大切にしなければいけないのが清潔感です。多少太っていても、清潔感のある服装や髪形であれば、ぽっちゃり認定されることでしょう。
■日常生活が活発かどうか
・「ぽっちゃりは太っているが、スポーツもしている。デブは単に食べて寝てで肥えた」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「スポーツができるかできないか。できるのはぽっちゃり、できないのはデブ」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
ぽっちゃりさんは日常生活を軽やかにこなします。一方、デブは日常生活における生産性が低い傾向があり、食べて寝てを繰り返していたり、活動的な毎日を過ごせない状況であることが多いでしょう。
■デブ症状が出ているか
・「『はあはあ』と、体全体で息をするかどうか。なんとなく、見ていてぜえぜえ息をしている人がいると心配になるし、ぽっちゃりという表現はかわいすぎるなあと思うから」(26歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「汗を大量にかいていたらデブ。太ってる人は汗をかいているから」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
健康に支障を来すほど太っている人はデブです。健康的な肉のつき方ではないので、体にも悪影響が出てきます。息遣いが荒かったり、尋常ではない量の汗をかいたり、デブ特有の症状が出ていたら、ぽっちゃりではありません。
女性のぽっちゃりはなんとなく具体的なイメージができますが、男性のぽっちゃりとデブの境界線はとても曖昧で、数値やサイズよりもぱっと見の印象によるところが大きいようですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数201件(22歳~34歳の働く女性)。