愛知県警千種署は9日、名古屋市千種区今池5丁目のアパートの一室で、住人の無職杉山星一さん(65)が遺体で見つかったと明らかにした。部屋はごみが数十センチ積まれ、遺体はその中であぐらをかいた状態で見つかった。

 同署によると、遺体は死後半年以上経過し、一部が白骨化していた。ごみの中で頭がなんとか見える程度で、ほとんどごみに埋もれていた。杉山さんは昨年11月、当時の職場に「体調が悪いので休む」と連絡して以降、欠勤していた。

 アパートの管理会社が杉山さんと連絡が取れなくなり退去したと判断。部屋の片付けを清掃会社に依頼し、作業員が遺体を見つけた。