人気マンガ「NARUTO−ナルト−」の劇場版アニメ最新作「BORUTO−NARUTO THE MOVIE−」(山下宏幸監督)が7日、268スクリーンで公開され、初日から9日までの3日間で、約51万6000人を動員し、興行収入が約6億8000万円を記録したことが分かった。シリーズ10作目「THE LAST −NARUTO THE MOVIE−」(2014年12月公開)の公開から3日間の興行収入と比較すると115.1%の記録で、シリーズ最高の滑り出しとなった。「BORUTO」の主人公は、ナルトの息子・ボルトで、これまでの父の記録を超えた格好となった。
【写真特集】ナルトの息子・ボルト、サスケの娘・サスケの姿は…
「NARUTO」は、「週刊少年ジャンプ」で1999〜2014年に連載され、全世界のコミックス累計発行部数が2億部を超える人気作。木ノ葉隠れの里の問題児・ナルトが、里一番の忍者・火影になるため奮闘し、成長する姿を描いた忍者アクションマンガだ。「BORUTO−NARUTO THE MOVIE−」は11作目の劇場版アニメで、原作者の岸本斉史さんが初めて原作・脚本・キャラクターデザインなどを担当し、ナルトの息子・ボルトの活躍が描かれる。
8、9日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「ジュラシック・パーク」シリーズの最新作「ジュラシック・ワールド」(コリン・トレボロウ監督、5日公開)が首位、大ヒットスパイアクションのシリーズ第5作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(クリストファー・マッカリー監督、7日公開)が2位で、「BORUTO−NARUTO THE MOVIE−」は3位だった。