【リオデジャネイロ時事】リオデジャネイロ五輪の準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会の視察が10日、リオデジャネイロで始まり、ムータワキル委員長は大会組織委員会との会合で「乗り越えるべき課題はまだあるが、ブラジルは自らの能力を示し、大会準備を計画通り実行できるだろう」とスピーチした。
調整委員会の視察は9度目で、組織委からはヌズマン会長らが出席した。今回は市西部のバーラ地区にある五輪公園を視察するほか、生活排水による水質汚染が深刻なグアナバラ湾のセーリング会場の現状について、組織委と意見交換をする。
ムータワキル委員長と組織委は最終日の12日に記者会見する予定。