DroidFeedは10日(現地時間)、昨日リークされたサムスン製の未発表端末「SM-G8508S」のAnTuTuベンチマークスコア(過去記事)は、捏造されたデータである可能性が非常に高いと指摘しています。
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DroidFeedによると、SM-G8508Sというモデルナンバーは、サムスンから昨夏に発表された「Galaxy Alpha」(過去記事)の「東南アジア向けモデル」のものであり、したがって昨日のデータは少なからず捏造されたものであることが判明したとのこと。
また、実際のSM-G8508SのAnTuTuベンチマークスコアは「3万8997」と、リークされたスコアの半分にも見たない模様です。
実際の「SM-G8508S」のAnTuTuベンチマークスコア
現時点では、昨日のデータが捏造されたまったくの “嘘” である可能性が非常に高いということに間違いありませんが、実際にサムスンがSM-G8508Sに「Snapdragon 820」や新型「Exynos」を搭載した試験機のテストを行っている可能性や、まったく違う試験機のデータをSM-G8508Sのもののように “偽装” している可能性を完全に排除することはできません。
しかしながら、サムスンがそのような回りくどい偽装を行っていると考えるよりは、流出したデータが完全に捏造されたものだったと考える方がより妥当なようにも思えます。いずれにせよ、あまり期待はしないでおいた方が良さそうです。
[DroidFeed via Phone Arena]