WinBetaは8日(現地時間)、9月中の提供が予告されている「Windows RT 8.1 Update 3」において、新たにスタートメニューの実装が公式に認められたことを伝えています。
米マイクロソフトは、公式Webサイト上の「Windows 10」に関するFAQページを更新し、その中でWindows RTの最新アップデートが2015年9月中に実施され、進化したスタートメニューとロックスクリーンが実装されることを明記しました。
残念ながら、今回それ以外のアップデート内容については言及されませんでしたが、これまでの情報によるとWindows RT 8.1 Update 3は上記2項目を除いては、あまり大規模な変更や進化はもたらされない見込みとのことです。
また先日には、このアップデートで実装されるスタートメニューは「Windows 10」RTM版に実装される最新版ではなく、初期のWindows 10テクニカルプレビュー版に実装されていた “Windows 8.1ベース” の「DirectUI」スタートメニューとなる可能性が高いことを、WinBetaは指摘していました(過去記事)。
具体的な提供スケジュールは明らかになっていませんが、少なくとも今から2ヶ月後までにはおそらく最後となる “Windows RTのメジャーアップデート” は完了しているものと思われます。あるいは、9月初旬に開催される「IFA 2015」で何らかのアナウンスが行われるかもしれません。続報に要注目です。