「たま」(右の写真)の後任駅長に決まった「ニタマ」=11日午前、和歌山県紀の川市の和歌山電鉄貴志駅
共同通信社

 和歌山電鉄の貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)で駅長を務め、6月に16歳で死んだ雌の三毛猫「たま」の後任駅長が11日、部下で雌の三毛猫「ニタマ」(5歳)に決まり、辞令が交付された。改装してできたばかりの「たま神社」も公開された。

 ニタマは2012年1月から、同駅の駅長代行と5駅隣の伊太祈曽駅(和歌山市)駅長を務めていた。

 神社は貴志川線の守り神として「たま大明神」を祭っており、「客招き」と「お金招き」のたまの銅像2体を設置。ニタマは「たま2世駅長」を“襲名”した11日、多くのファンが見守る中、報告のお参りをした。