「Windows 10」がリリースされてから10日あまりが過ぎましたが、その「Windows 10」と「Windows 7/8.1」とのパフォーマンス比較を同じスペックのマシンで行ったベンチマークテスト結果が公開されました。
テストは同じスペックのテスト機に各OSを新規インストールし、全てのアップデートを適用した状態で様々な比較テストを実施したもので、まずはテスト機のスペックは下記の通り。
・Intel Core i5-4670K (3.4GHz-3.8GHz)
・Asrock Z97 Extreme6
・8GB DDR3-2400 RAM
・Nvidia GeForce GTX 980
・Crucial MX200 1TB
・SilverStone Essential Gold 750w
・Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 Pro 64bit
起動時間やスリープからの復帰などのパフォーマンス
最初は起動時間やスリープからの復帰時間などのテストで、「Windows 10」は起動時間は一番長いものの、スリープやハイバネーションからの復帰は速くなっています。
総合ベンチマーク
次は、CPU/GPUのレンダリング速度を測るベンチマーク「CINEBENCH R15」や総合ベンチマークソフト「PCMark 7」などの結果で、これらのベンチマークでは「Windows 10」の方が良い結果となっています。
各種アプリケーションのパフォーマンス
まずは「Excel 2013」でパフォーマンスは、「Windows 7」が最速で「Windows 10」は2番目といった結果に。
次は、Mozillaの「Kraken」を使って「Internet Explorer 11」及び「Microsoft Edge」のJavaScriptベンチマークテストを実施した結果ですが、「Internet Explorer 11」はOSが変わっても大きな差はないものの、「Microsoft Edge」は約2倍に高速化されている事が分かります。
なお、
各種アプリケーションのテスト結果は他にも様々なアプリで比較されており、「Windows 10」のパフォーマンスはリリース後間もない為かあまり良い結果ではありません。
また、これらベンチマーク結果を公開したTechSpotでは、他にもストレージのパフォーマンス比較、エンコーディングのパフォーマンス比較、ゲーム性能の比較などが別々に公開されているので、是非ご覧下さい。