Googleの創業者でありCEOのラリー・ペイジ氏は8月10日（現地時間）、新会社「Alphabet」を設立し、現行のGoogleを子会社にすると発表した。全てのGoogle株は、Alphabet株に移行する。
AlphabetのCEOにはペイジ氏が、社長にはGoogleの共同創業者であるサーゲイ・ブリン氏が就任する。新会社はGoogleを含めた“複数の企業”の集まりとなり、自動運転車やGoogle Glassを開発している「X lab」、ドローン配送プロジェクトの「Wing」、バイオテクノロジー企業の「Calico」なども傘下となる。
ペイジ氏は発表文で、「これまで我々はクレイジーと思える多くのことに取り組んできた。そうしたプロジェクトだったGoogleマップ、YouTube、Chrome、Androidなどは今や10億人以上のユーザーがいる」とコメント。今後も革新的なプロジェクトに取り組むため、今回の改革を行ったと説明している。
なお、Alphabetのドメインは「https://abc.xyz/」。公式サイトには「“G”はGoogleのG」と表示されている。