深海魚の姿と言ったら、奇妙奇天烈へんちくりんなものばかり。新たに発見された、こちらのチョウチンアンコウだってこれまたすごいビジュアルをしています。
この魚が発見されたのは、メキシコ湾の水深5,000フィート(約1,524メートル)ほどの深海。石油流出が深海生物によってどのように影響するのか、その調査中に偶然発見されました。頭に自撮り棒をつけているような、とにかく変わった風貌なのです。フロリダ州にあるノバサウスイースタン大学の生物学者Tracey Sutton氏は「研究員として1つわかっているのは、まだまだ海にはたくさん知らないことがあるということ」「深海調査をするたびに、今まで見たことがない生き物に出会うことはよくある」と深海の魅力を語っています。
今回発見されたものも含め、深海魚とはなんともグロテスクな見た目をしていますね。太陽の光が届かない真っ暗な世界で、お互いをハッキリ見ることなく生きているからでしょうかね。いや、それとも彼らをグロテスクだと思うのは、日の当たる私たちの目から見る驕りなのでしょうか…。
source: Nova Southeastern University
Maddie Stone - Gizmodo US[原文]
(そうこ)