マイクロソフトの攻勢が続きます。
マイクロソフトは音声認識翻訳アプリ「Microsoft Translator」をリリースしました。対応端末はiOSとAndroidとなっており、また注目すべき点としてスマートフォンやタブレット端末だけでなくApple WatchとAndroid Wareに両対応しています。腕時計に話しかけて翻訳だなんて、なんだかSF映画みたい。
Microsoft Translatorでは、文字をタイピングや声で入力することで翻訳を開始します。さらに、翻訳したテキストの読み上げも可能。ちょっと日本語を発音させてみたら、結構自然でした。がんばって真似すれば、知らない言語でも簡単な日常会話ぐらいできそうです。
対応言語は英語・中国語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ロシア語、そして日本語。最初から日本語に対応しているのはなかなか高ポイントですね。
最近は翻訳アプリやサービスの開発競争が激しくなっており、グーグルもGoogle翻訳でカメラ越しの画像を翻訳する機能を追加しました。しかし、この機能は日本語に未対応。早めの日本語対応が望まれます。そのうち、外国語なんて勉強しなくていい未来がくるのかなぁ…。
(塚本直樹)