釈由美子、亡き父との確執…最期の誓い明かす「今は感謝しかない」 | ニコニコニュース

釈由美子、亡き父との確執…最期の誓い明かす「今は感謝しかない」【モデルプレス】
モデルプレス

【モデルプレス】女優の釈由美子が、今年1月に他界した父との確執、そして最期の誓いを明かした。

【さらに写真を見る】釈由美子、ロングドレスでスラリ美脚を披露

11日放送のトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系/毎週月~金曜ひる12:00)にゲスト出演。デビューした頃は父に芸能界を大反対されていたという釈は「それでもやりたい仕事だからやっていたんですけど、一度も褒めてくれたことがなく、作品を見てくれたこともなかった」と話し、「父の実家が自営業で多額の負債を抱えてしまって、それを私が負担することになった。応援してくれないのに筋が通っていなくて、20代の頃は確執や葛藤があった」と金銭面をサポートしていたことを告白。「『娘が親を助けるのは当たり前だ!』と言われて、それはそうだと思ったんですが、プレッシャーや責任が大きかった」と当時を振り返った。

しかし30代を迎えいろいろな経験を積んだ上で、考えも変わり「今は感謝しかない」とコメント。その後は、山の番組でMCを務めることになり「父は登山部で山登りが大好きだったので『山の番組をやるようになったよ』って言ったら、初めて『本当か!?』って前のめりになって喜んでくれて、毎週のように見てくれるようになった」と嬉しそうに明かし、プライベートで釈自身も山登りをするように。「山登りがきっかけに父と距離を縮めることができた」と打ち解けたことを語った。

◆「私の一番の夢」

釈は「私が山を登る意味は、お父さんを感じたいしお父さんに親孝行をしたいから。だから『お父さんに先立たれたら山を登る意味がなくなるよ。だからお父さん、逝かないでよ』って言ったら、父がろれつが回っていないような感じで、手をギュッと握りしめて『お前は山、やめんなよ』って」と肺がんを患っていた父との、危篤直前に誓ったエピソードを回顧。北アルプスの雲ノ平に登りたかったという父に「その資料をいっぱいかき集めて『お父さん、絶対行こうね!行くまでがお父さんの使命だからね!』って言って励ましていた」と激励を送っていたと話し、それが叶わなかった今「いつも父の遺影を背負って山登りをしているんですけど、雲ノ平に連れてってあげることが私の一番の夢です」と笑顔で語っていた。(modelpress編集部)