内田有紀＆ブラマヨ小杉が実写声優初挑戦、マーベル・スタジオ新作で。 | ニコニコニュース

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女優の内田有紀（39歳）と、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一（42歳）が8月11日、都内で行われた映画「アントマン」の日本語版声優お披露目イベントに登壇した。

この日は、それぞれ役柄をイメージした、黒のタイトスカートに白のシフォンシャツ姿でクールに決めた内田と、ピンクのチェックのシャツを一番上まで留めるルイススタイルに、ピンクのネクタイを合わせた小杉がステージ上に登場。会場からは拍手が起こった。

「アントマン」は、アイアンマン、キャプテン・アメリカなど、数々の魅力あふれるキャラクターを生み出してきたマーベル・スタジオから誕生した、かつてないユニークなヒーロー。そんな小さなヒーロー・アントマンもこの日のイベントに駆けつけ、内田の手の平から登場すると、小杉は「ちっちゃ！ここにいるんですけど、わかります！？ ここにきてるんですけど！？」と予想外の小ささに驚きのツッコミをするも、マスコミの反応はイマイチ……。「この小っちゃいくだりで、大爆笑が来る予定だったんですけどね……」と笑いを誘い、改めて2人で声を合せて「ちっちゃ！！」と連発し驚きを強調していた。

今回、実写声優初挑戦となる2人に、アフレコに挑戦してみての感想と、それぞれ演じたキャラクターについて聞くと、内田は「小さいころからアフレコのお仕事には憧れていたので、決まった時は、とてもうれしかったです。実際のアフレコでは、監督からホープを演じる女優さんの呼吸に合わせるようにとアドバイスをもらい何度も練習しました。自分が演じているときは不安ばっかりで、これでいいのかなと思いましたが、頑張って演じました。また、私が演じたホープは、女性なのに自分がアントマンになりたくて努力をしていて、さらにかしこくて強い女性です。父親への反発もあって、最初主人公のスコットとの関係性もぎくしゃくしているんですけど、次第に打ち解けあい、最強タッグになっていきます」と、初挑戦での苦労と手ごたえを語った。

一方の小杉は「実写映画の声優は初めてで、こんなにじっくりやらせていただくのも初めてだったので、やりたい気持ちが前に出すぎてしまい、面白くしようとし過ぎて、監督から『やりすぎ』と止められることもありました。でもなんとか、面白くできたかなと思います！」と語り、ルイスの役柄については「小杉さんにぴったりの役があります、とスタッフの方に言われて、太ってて、明るいヤツでピッタリな役柄を紹介されました。ルイスはいわゆる悪友なんですけど、スコットを助けたい一心で動いているいいヤツなんです。」と、他人とは思えないルイスの魅力を猛アピールした。

お互いの吹替については、内田は「小杉さん、ピッタリ！！スコットにしか見えなかった！」と絶賛。小杉さんも「アフレコ時にスタッフの方に内田さんはばっちり難しいセリフも入れてきて、本当にすごかったと、かなりプレッシャーをかけられて、最初カミカミでしたよ。でも本当に内田さんもホープのイメージピッタリですよ！」とこちらも大絶賛。息の合った掛け合いには会場も笑いが続いた。

また、用意されたお題に答えるコーナーでは、「アントマンと言えばアリ」ということで、「アリえない話」についてトークを展開。内田は「16歳くらいの時に仕事でニューカレドニアにロケでいったんですけど、海のそばにテントを張っていて、外に置いてあったスニーカーを履こうとしたら、30センチ位のムカデが靴の中に溢れていて、びっくりしたんですよ！」と驚きのエピソードを披露し、「日本は平和ですよ！」と最後にコメントし会場を驚かせた。

最後に映画の見所について聞かれた2人は、「仕事も家庭も失って、空回りしていた主人公が、仕事として1.5センチのヒーローになるというのが面白いし、1.5センチのサイズで繰り広げられるアクションシーンも見ごたえがあるので、ぜひ家族や友達で楽しんで欲しいです」（内田）、「マーベル作品が大好きで、事務所の先輩たちも吹き替えをしていてすごいなと思っていて、自分も参加したいと思っていたんですが、いざ挑戦してみると楽しんですけど、大変で。でも僕が演じたルイスの想いは届いていると思います！またこのアントマンは、『アイアンマン』とかと違い、最新のスーツじゃないし、お金持ちでもない、古いスーツに、仕事もないという等身大のヒーローを描いていて、映画の中でもリアルな人間模様も楽しめる作品になっていると思います。ぜひ劇場で観てください」（小杉）とそれぞれ語り、和やかなムードの中イベントは終了した。

映画「アントマン」（配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）は9月19日（土）、全国ロードショー。