陸上、再検査で28選手に薬物 05、07年世界選手権
【ロンドン共同】国際陸連は11日、2005年世界選手権(ヘルシンキ)、07年世界選手権(大阪)で集めた検体を最新の技術で再検査した結果、28選手、32件のドーピング違反があったと発表した。現在は法的手続きをしている段階で氏名の公表はせず、暫定的に資格停止処分を科した。
国際陸連によると28選手の大半は現役を引退しており、既に資格停止処分を受けた選手もいる。現役は数人で、22日から北京で行われる世界選手権に出場する該当選手はいないという。
国際陸連は13年3月に、05年世界選手権の再検査を実施した結果を発表している。