北海道紋別市の草地で１１日午後５時半ごろ、同市に住む派遣社員の女性（６６）が、軽自動車のドアと地面の間に挟まれた状態で見つかった。女性は８日夕から３日間にわたり身動きが取れない状態だったとみられ、背中と胸の痛みを訴えたが命に別条はない。

　道警紋別署によると、女性は８日午後４時ごろ、所有する畑近くの草地に車を止め降車。傾斜があったがギアを停車にしなかったため、車が後方に下がり始めた。止めようとしたところ、開いていたドアと地面の間に挟まれ、うつぶせの状態で身動きが取れなくなったという。

　出勤しなかったため、勤務先の同僚が捜索したところ、女性を発見。女性が同僚の携帯電話で消防に通報し、救出された。