やっぱりMacの起動音で舞台の幕が上がるんですかねー!?
スティーブ・ジョブズが2011年にこの世を去った後、アップル創設者のドラマチックな人生を描く映画や本、ドキュメンタリー、そしてパロディーがたくさん出てきました。が、世界を変えた菜食主義のアントレプレナーの話をもっと格調高く解釈したいーーーという方に朗報。スティーブ・ジョブズのオペラ作品が登場します。
サンタフェオペラでは、作曲家Mason Batesさんとオペラ台本家Mark Campbellさんによる 「The (R)evolution of Steve Jobs(スティーブ・ジョブズの革命(進化)」と題されたオペラを2017年に上演することになりました。ロサンゼルス・タイムスによるとこのオペラは、アップルでのジョブズの波瀾万丈なキャリアだけでなく、個人的なドラマにも踏み込んでいきます。
本作品は、プロフェッショナルとしても個人としても複雑だったジョブズの人生に迫ります。ジョブズの性格に大きな影響を与えたとさる父ポールや、スティーブの妻ローレンス・パウエル・ジョブズも登場。また、ジョブズがはじめ自分の子どもとして認知しなかった交際相手との関係といった、扱いにくいテーマについても踏み込んでいきます。
ちなみに、コンテンポラリー・オペラの界隈ではわりと最近の人物を取り上げることもあるみたいですね。たとえば、アンナ・ニコル・スミスの悲運な一生をテーマとした「アンナ・ニコル」や、第37代米大統領リチャード・ニクソンが中国を電撃訪問したときの話を扱った「中国のニクソン」といった作品もあります。
ジョブズをテーマにした歌曲、みなさんならどんな曲にしますか?
個人的にはコンピュータちっくな音やジョブズにゆかりのある音をカットアップしてサンプリングしたオペラも観てみたいですし、あえてそういう音を高尚なクラシック曲としてアレンジするのも面白そうだなーと思ったりします。スティーブ・ジョブズの妄想オペラ曲、どなたかぜひ作ってください!
source: LA Times
Kate Knibbs - Gizmodo US[原文]
(Rumi)