車ハッキング、それは今最もホットなハッキング。
運転中に急に車が言うことを聞かなくなったら、制御を失ったら…。想像しただけで恐ろしい。昨今、車のハッキングは重大な問題となってきました。各社、ハッキングにどう対応していくのかは避けて通れない課題となっています。
カリフォルニア大学サンディエゴ校、Stefan Savage教授の研究チームの調査によると、なんとテキストメッセージでハッキングができてしまうという問題が明らかになりました。ターゲットになったのは、2013年のシボレー・コルベット。
今回のハッキング実験による脆弱性の発見は、フランス会社Mobile Devicesの協力を得て、ここが作ったドングルを使い行なわれました。車に取り付けられている、保険会社のために位置情報やスピードなどを記録するガジェットにテキストメッセージを送り、これを介して車に内蔵されているコンピューターにアクセスします。そうすることで、車のコントロールを奪うことに成功。この問題は、保険会社Metromileにすでに報告されており、ソフトウェアパッチが配布されています。
次々と発見される車のソフトウェアのセキュリティ問題。早急な対応、解決策が求められます。命に直結する問題ですもの。
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source: Fast Company via
(そうこ)