１３日午前１時５５分ごろ、兵庫県姫路市坂元町の民家住人から「玄関に銃弾のような物が撃ち込まれている」と県警姫路署に通報があった。駆け付けた同署員が、玄関扉５カ所に弾痕があり、長さ約１センチの銃弾のような物１個が廊下に落ちているのを発見した。けが人はいなかった。
住人の男性は指定暴力団山口組系元組長で、現在はＮＰＯ法人の代表として暴力団員らの社会復帰を支援する活動をしているとされ、県警は関連を調べている。
同署によると、午前１時１０分ごろ、近隣住民が「パン」という音を５回聞いたという。男性は当時、自宅で就寝しており、妻が帰宅したところ、玄関扉のガラスなどに弾痕を見つけ通報した。