「すれ違いが原因で1年半付き合った彼氏と破局。彼は友人との予定が最優先で、会えるのは月1.2回でした。お互い学生で、自由な時間があるのに、デートは夕飯を一緒に食べるくらい。私の誕生日にも友達との予定をれてしまい、とてもショックでした。仕方ないので、「気にしてないよ」と言ったら、彼にその優しさが辛いと言われました。彼は自分が最低なことをしてるという自覚はあるらしく、それでも許してくれるわたしの優しさが辛いのだそう。
因みに7月の予定もみっちりとのこと。会える会えないで言い合いになることも最近増え、このままではと思い、話し合いました。お互い本当に初めて好きになった人で、隣にいて当たり前だった。と2人で泣きました。
結局、好きだけじゃどうしようもない。お互いの生活を認め合える人と付き合った方が幸せなのかもしれない、と別れることに・・・。話し合った結果ですが、やっぱりすごくつらいです。
共通の友人に聞くところ、彼は別れたくない様子。でも、友達と毎日楽しくやっているのだそう。友人にも彼の価値観は変わらないから、もっと他に幸せになれる人を探した方がいいと言われました。
頭では分かっているのですが、好きな気持ちが大きく気持ちの整理がつきません。どうしたらいいのでしょうか( ; ; )」
という20歳大学生からのものです。“好きすぎて、別れても彼を忘れられない!”そんな切ない想い、皆さんも一度は経験しているのではないでしょうか。
今回はそんな失恋から一歩踏み出す方法を、一緒に考えていきましょう。
相手に未練があると、そのうち好きが爆発し、別れたことを後悔するようになってしまいます。復縁自体は悪いことではありませんが、理由があって別れたのも事実。
それをうやむやにしたまま感情だけで復縁すると、同じことの繰り返しになってしまいます。安易に未練に流されないためにも、まずは冷静に別れた理由を思い返し、心に刻むことが必要。その上で、彼と復縁すべきかを考えましょう。
次に必要なことは別れの理由を元に、彼と復縁すべきかどうかを考えることです。
今回のケースは、“友達ばかりを優先する彼とあまり会うことが出来なかった”というのが原因。「本当は別れたくない!」「あなたのことがまだ好きだけど好きだけじゃどうしようもない。」など、つい戻りたくなるような発言が彼側からあったようですが、これだけで復縁を望むのはナンセンス。大切なのは別れの理由に対して、彼が何らかの改善策を実行する気があるかどかというところ。
本当に好きで別れたくないなら、会う時間くらいきちんと確保出来ますよね?忙しくても誕生日くらい、あなたを最優先にできますよね?
ご自分でも最低だと自覚しているのに、直すどころか“優しさが辛い”とあなたのせいにしているところを見ると、彼は相当あなたに甘えている様子。そんな彼とは例え望んで復縁したとしても、上手くいかないのでは・・・と思ってしまいます。
恋愛は双方が思いやり合わないと上手くいかないモノ。今後、彼が大変身し、あなたを大切にしてくれるというなら話は別ですが、現段階では復縁しない方向で考えた方が良いでしょう。
大失恋をすると大抵の人が“一生引きずる!”“もう彼氏なんてできない!”とネガティブ思考に陥ってしまいます。しかし皆、時が経つにつれて色々な経験をし、新しい恋をして、気づくと立ち直っているもの。焦らなくても時間が解決してくれるのです。
とは言え、なるべく早く苦しみから解放されたい!という人、多いと思います。そんな人たちはちょっと無理する必要があるかもしれませんが、今すぐポジティブ思考に切り替えてみてください。
“彼と別れたのは近い将来、運命の人に出会うためだ!”“この失恋ですごく成長できたな!”という風に。理由があって別れたのですから、ポジティブな要素は必ずあるはずです。
それを胸に日々前向きに過ごしていれば、新しい幸運が近いうちにあなたに舞い込んできますよ!どうか、くじけずに頑張ってください!応援しています。
(城山ちょこ/ライター)(横田彩夏/モデル)(柳内良仁/カメラマン)