世界中で大ヒットとなった『アナと雪の女王』(13)のアナとエルサには、なんと弟がいたのではないかという驚きの新事実が明らかになった。
【写真を見る】『アナと雪の女王』はクリス・バックとジェニファー・リーが共同監督を務めた
『アナ雪』の共同監督を務めたクリス・バック監督が、MTVニュースのインタビューで明らかにしたもの。『ターザン』(99)の主役で、人間の子供として生まれて間もなく豹のサボーに両親を殺され、ゴリラのカーラに育てられたターザンと、アナとエルサが姉妹弟だったというのだ。
『アナ雪』のファンは、アナとエルサの両親であるアレンデール国王と妻が、外交のために船出した途中で、乗っていた船が嵐に襲われて沈没したため海で亡くなったと信じている。しかし、『ターザン』の共同監督も務めているバック監督は、「将来を見据えた作品を作るのに4年くらいかけているので、ジェニファー・リー(『アナ雪』の共同監督・脚本を手掛け、『アナ雪』続編の監督も務める)に話を始めたところなのですが、彼らは海で亡くなったんではないんです」と明かしている。
「嵐に襲われ船は難破船になりましたが、私たちの想像以上に夫妻は長く船の上にいて、男の子が生まれたんです。最終的にはスカンジナビア半島の海岸に流れ着いて、ジャングルで木の家を建てて暮らしていたのですが、ふたりはヒョウに食べられてしまったんです。そしてその男の子はゴリラに育てられました。私の構想では、その男の子はアナとエルサの弟のターザンなんです」
「このふたつの作品だけではなく、どの作品も、いくらでもリンクしようがあると思います。決して答えはないので、見た人それぞれが、感じるままに信じればいいのだと思います。それがディズニーの魂ですから」と説明。
既に製作が決まっている『アナ雪』続編に、どのように反映されるのか。今から楽しみだ。【NY在住/JUNKO】