「Samsung Pay」、韓国市場で8月20日よりサービスイン | GGSOKU - ガジェット速報

韓国サムスンは13日(現地時間)、同社独自のモバイル決済システム「Samsung Pay」の詳細なサービス提供開始日を明らかにしました。

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米アップルの「Apple Pay」や米グーグルの「Android Pay」に対抗し得る “第3のモバイル決済システム” となるSamsung Pay。今回サムスンが発表したところによると、韓国市場において8月20日より提供が開始され、同28日には米国市場においてはもサービスインを迎えるとのことです。

このSamsung Payの最大の特徴は、NFC(Near Field Communication)を用いた短距離無線通信以外に、「MST(Magnetic Secure Transmission)」と呼ばれる “磁力式” の通信システムによる情報通信を可能にしている点にあります。これにより、世界的にみれば未だに多くの店頭に設置されている “NFCに対応していない” 旧式の「POS端末」においても、支払いの決済を行えるようになります。

なお、現時点でこのSamsung Payをサポートしている端末は「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」、「Galaxy S6 edge+」および「Galaxy Note5」の計4機種となり、それ以前のサムスン製スマートフォンは残念ながらMSTには対応していない模様です。

現時点では国内市場におけるサービス展開の有無については明らかにされていませんが、苦戦が報じられるサムスン製スマートフォンの国内シェアを踏まえると、あまり期待はしない方が良いのかもしれません。

[Phone Arena]