ZDNetは12日(現地時間)、米マイクロソフトがエンタープライズ分野向けに発表した大画面端末「Surface Hub」の出荷開始が、大幅に延期されることが判明したことを伝えています。
ZDNetによると、マイクロソフトがSurface Hubの出荷を2016年1月1日以降に開始すると正式に通達したとのことです。当初の計画では、7月1日に受注を開始し9月中にも出荷を開始する予定とされていましたが、数ヶ月以上も計画が遅延することとなりました。
また先月には、すでにSurface Hubの出荷が計画通りに実行されない可能性が指摘されていました(過去記事)。その際には、計画遅延の原因は「Surface Hubの受注数が想定を大きく上回ったため」とされていたものの、今回それについては言及されませんでした。
なお、Surface Hubの市場想定価格は、55インチモデルが「6,999ドル(約87万円)」、84インチモデルは「19,999ドル(約247万円)」とされており、製品の受注自体は引き続き行うとのことです。