鳩山氏のひざまずき、「一気に韓国人ファン獲得!」と韓国ネット民の声も・・・日本にも正しい歴史認識の人がいた!=中国メディア | ニコニコニュース

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 鳩山由紀夫氏が12日に日本が朝鮮半島を統治していた時代に独立活動家などを収監していた韓国の西大門刑務所を訪れ、記念碑にひざまずいて追悼したことについて、中国メディアの環球網は13日、鳩山氏の土下座によって「日本にも少数ながらも歴史認識の正しい人物はいることが分かった」と論じた。

 まず記事は鳩山氏の経歴として、「2009年から10年にかけて、短い期間だが日本の首相を務めた人物」と伝え、日本の侵略による被害者を祀った記念碑で土下座をした著名な政治家であると報じた。

 さらに、鳩山氏が西大門刑務所の記念碑前で土下座したことは、韓国国内において「安倍晋三首相は鳩山氏を見習え」などと大きな反応を引き起こしたと伝え、韓国ネットユーザーの声として「鳩山氏は一気に5000万の韓国人ファンを獲得した」、「安部首相が鳩山氏と同様に謝罪できれば、安部首相は世界から尊敬される人になれる」などのコメントを紹介した。

 一方で記事は、「残念ながら、鳩山氏はすでに日本の政界において“端っこ”にいる人」と伝え、日本の社会における影響力は限定的であると指摘。安部首相の周辺には好戦的なナショナリズムを持つ人びとが複数存在し、こうした人びとが日本の対外的な対応を一手に握っていると論じた。

 さらに、「安部首相の周辺人物たち」は歴史観を歪曲していると主張し、外部から見れば「尊厳のある謝罪や懺悔」は、「安部首相の周辺人物たち」からすれば「恥辱と後退」に映るようだと主張し、「彼らにとっては謝罪を拒絶することこそ勇気ある行動なのだ」と主張した。

 また、鳩山氏が韓国で見せた「徹底した謝罪」によって「日本にも少数ながらも歴史認識の正しい人物はいることが分かった」と主張し、中国側から見た「歴史認識の正しい人物」が増えるか、減るかは安部首相の行動にかかっていると論じた。(編集担当:村山健二)(写真は環球網の13日付報道の画面キャプチャ)