ハリウッドで日本の寺院を題材にしたホラー製作、東映アニメも企画に参加 | ニコニコニュース

『グレイヴ・エンカウンターズ』のザ・ヴィシャス・ブラザーズ監督コンビが日本の寺院を題材にしたホラーでメガホン(C) AFLO
クランクイン!

 POVホラー『グレイヴ・エンカウンターズ』(12)で鮮烈な長編映画監督デビューを果たしたザ・ヴィシャス・ブラザーズ(コリン・ミニハン&スチュアート・オルティス)が、日本の寺院を題材にしたホラー『Temple(原題)』を監督することに決まったそうだ。

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 The Hollywood Reporterによると、脚本は映画『ザ・ゲスト』(14)の製作総指揮・脚本を務めたサイモン・バレット。フックド・デジタル・メディアのニール・エデルスタインやマイク・マキャリ、ヘミスフィア・モーション・ピクチャー・パートナーズの江川信也などが製作に名を連ねるらしい。

 撮影は今年、日本で行われる予定とのこと。タイイン(抱き合わせ)企画として日本に実在する様々な寺院にまつわる幽霊話をまとめた本が刊行されるそうだ。この本は映画に登場する架空の寺院に関する章があるため、作中にも登場するらしい。また東映アニメーションがこの本をベースにしたアニメを製作するとのことだ。

 『Temple(原題)』は当初、『Haunted Temple(原題)』のタイトルで映画『ヘルベンダーズ 地獄のエクソシスト』(14・未)のJ・T・ペティが監督する予定だったが、ペティは数年前に降板した。脚本を務めるというバレットは自身のツイッターに自分は2011年当時、ペティとのコラボで脚本を書いただけで「この『Temple』企画には関与していない」とコメントしており、脚本が現時点でどこまで固まっているかは不明だ。キャストなどを含め続報に注目したい。