皆さんは、小さいころに学校の先生を「お父さん」「お母さん」と呼んでしまったことはありませんか? 先生でなく、他の大人に向かってこう呼び掛けてしまった、というケースもあるでしょうね。ではそんな経験をした人はどれくらいいるのでしょうか。読者の皆さんに聞いてみました。
■やはり先生に向かって言ってしまった人が多い……
読者444人に「学校の先生などを間違って「お父さん」「お母さん」と呼んでしまった経験はありますか?」という質問をしてみました。その結果は、
・呼んでしまった経験がある……44人(9.9%)
という形になりました。先生などを「お父さん」「お母さん」と呼ぶ恥ずかしい経験をした人は44人。全体の1割ほどでした。筆者はもっと多いのかと思っていましたが、意外と少ないようですね。
次に、間違って呼び掛けてしまった対象を聞いてみました。回答をまとめたところ、次のようになりました。
第1位 小学校の先生……14人
やはり小学校の先生という回答が一番多いようです。次は保育園や幼稚園の保母さん、保父さん。見知らぬ大人に対して呼び掛けてしまった人もいるようですね。意外なところでは「寮長」という回答。ある程度大きくなってからの失敗なのでしょう。
続いて、間違って呼び掛けてしまった際のエピソードを聞いてみました。
●小学校低学年のときは、しょっちゅう先生を「お母さん」と言ってしまっていた。猛烈に恥ずかしかった思い出があります。(46歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
低学年だと多そうです……。
●年末の大掃除で集中し過ぎて、今いるのが家と勘違いしたのか先生をお母さんと呼んでしまった。(25歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
確かに、何かに集中しているときやとっさのタイミングで起こりやすいですよね。
●居残り課題が終わった際、先生を呼ぼうとしてつい「おかぁーさぁーん!!」と言ってしまった。しかも帰れる喜びのあまり大きい声だった。(22歳女性/建設・土木/事務系専門職)
これは恥ずかしい(笑)。
●先生をお父さんと呼んでしまったけど、「お父さん……が今日出張でいないから寂しいな〜」とごまかした。(29歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
うまくごまかしましたね!
●幼稚園で保母さんをお母さんと呼んでしまい、恥ずかしくて泣いてしまったことがある。(27歳女性/小売店/営業職)
今でも覚えているくらい恥ずかしい出来事だったのですね。
●外出先で、母親に似た後姿の女性に声を掛けてしまったことがあります。(23歳女性/情報・IT/事務系専門職)
筆者もこれをやってしまった経験があります……。
●他人を間違えてお父さんと呼び掛けてしまったことがあります。相手もものすごく困惑していた。(32歳女性/金融・証券/事務系専門職)
「え? 俺!?」となったことでしょう。
●小学校のころ、友達のお母さんに「お母さん」とナチュラルに呼び掛けてしまった。(30歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
これはごまかせそうな間違いです。
●高校で寮長に「お父さん!」と大声で言ってしまったことがある。こっちがやっちまったという顔をしていると「お前らの父親代わりだからな」と言ってくれてうれしかった。(33歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
いい寮長ですねえ。
●子供のころではなく、大人になって会社の上司をお父さんと呼んでしまって恥ずかしかった。(34歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
大人になってからはさすがに赤面モノです。
●昔上司にパパと言ってしまったことがある。(46歳女性/医療・福祉/専門職)
これはしゃれにならない間違いかもしれません(笑)。
間違って他人を「お父さん」「お母さん」と呼んでしまった人たちからは、こうしたエピソードが寄せられました。子供のころだけでなく、大人になってからでも間違って呼んでしまっているようですね。
これを読んでいる皆さんはどうでしょうか? 同じように先生や知人を「お父さん」「お母さん」と呼んでしまった経験はありますか?
※マイナビスチューデント調べ。(2015年7月にWebアンケート。有効回答数444件。19歳〜78歳の社会人男女)
(中田ボンベ@dcp)