アニメ版『ガールフレンド(仮)』DVD特典イベント『聖櫻学園 真夏の音楽祭2015』が15日、千葉・舞浜アンフィシアターで開かれ天都かなた役・井上喜久子、神楽坂砂夜役・寿美菜子、椎名心実役・佐藤聡美、クロエ・ルメール役・丹下桜、螺子川来夢役・豊崎愛生、村上文緒役・名塚佳織、望月エレナ役・原田ひとみが登場し、司会は櫻井明音役・佐藤利奈、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが務めた。
現在670万人が利用している学園恋愛ゲーム『ガールフレンド(仮)』。昨年10月には同名作がアニメ化され、その出演者によるリアルイベントとなる。
まずは、浴衣姿の佐藤利奈や、「ボンソア!」とコールアンドレスポンスをする丹下など、人気女性キャストが一斉登壇。吉田アナは、「井上さんと丹下さんが一緒に出てくるイベントの司会をできている」と、往年の声優ファンにとってはレアな並びが実現することも。
最初のあいさつでは井上の17歳という“年齢”で盛り上がることに。丹下は、「大先輩なのに後輩の18歳のクロエ役を演じています」とアピールすると、井上は「時空の歪みがあるからね」と、さっそくぶっこんだり、豊崎が「あと2年で2回目の17歳になる」と、ため息をつくと、井上は、「まだ2回目?私、3回目!」と、乗っかっていき場内を和ませた。
ツイッターで一般人から募集した質問コーナーへ。それぞれキャスト自身と演じているキャラが似ているところはないかと問われると、「そうですねぇ…」と、返答に迷う佐藤聡美に佐藤利奈が、「そのまんまな感じですよ。おっとりしてて優しくてというのがすごくそっくりかな」と、ズバリ。
名塚は「声ですね」と“禁じ手”を使い、場内を沸かせ、ほかのキャストから「ずるい!」との声を受けつつ、「話しかけづらい感があると思います。態度がでかいんでしょうね。男前な部分とかね。アウトドア派なのでその部分は真逆を行ってるんですけどね」とも。
丹下が「フランス語があんまりしゃべれなくて、日本語がたどたどしいところが似てます」とのことで「クロエにはすぐになれるんですが、引きずってしまうんです」と、裏話も飛び出していた。
ほかにも豊崎が、「ゲームでもリアルでも堀江由衣さんに仲良くしてもらってるところ」と言うと、どのキャラクターとデートしたいという話題で、井上が「諸事情によりミス・モノクロームちゃんに。ここははずせない。諸事情により、別空間のそれもあるので」と、アニメ『ミス・モノクローム』でモノクロームさんが目標にしているキャラクター・KIKUKOを演じるだけにブレないコメントだった。
イベントではほかにも佐藤利奈も加えた8人で、キャラクターの怪談話をするという朗読劇を展開したり、それぞれのキャラソンを1人ずつパフォーマンスすることとなった。
ラストでは井上が「キャラクターソングの最初の歌詞で『なんで私が…』という部分があるのですが、思い起こせば数年前、『ガールフレンド(仮)』のお話を頂いた時に先生役だと思っていたんです。『生徒ですよ』と言われた時に、自分にとってのそのままの気持ちを表しているようで嬉しかったです」と、しみじみだったが、「天都かなた17歳、私も17歳で“おいおい”ですけど、私の娘も17歳できょう観に来てるんです!娘も同い年で、ちょっとドキドキするきょうこのごろですけど、これからも娘ともども天都かなたも全体的によろしくお願いします!」と、ごあいさつ。
この空気に当てられたのか直後の丹下は、「私も、喜久子さんのような17歳を目指したいと思い……」と、宣言しかけたが、井上が「“17歳教”に入る!?」と前のめりで勧誘したため、丹下は「外野から見ていたいと思います」と、即行で取り下げ難(?)を逃れる姿を見せていた。
最後は8人によるアニメ版OP『楽しきトキメキ』の特別歌唱でファンと近い距離で触れ合っていた。
■セットリスト