54人搭乗機、墜落か=インドネシアのパプア州

 【ジャカルタ時事】インドネシア国家捜索救難庁は16日、東部パプア州で54人が搭乗したトリガナ航空の旅客機と連絡が取れなくなり、行方不明になったことを明らかにした。インドネシア運輸当局者は、山間部に墜落した旅客機を住民が発見したとの情報を受け確認作業を進めていると述べた。在インドネシア日本大使館によると、乗客名簿に邦人らしき名前はなかった。

 旅客機は16日午後、州都ジャヤプラのセンタニ空港を離陸し、ニューギニア島中央にあるオクシビルに向かっていた。国家捜索救難庁によると、搭乗者には子供5人が含まれる。また5人は乗務員という。

 AFP通信は運輸当局者の話として、現地は山間部で、消息が途絶えた時間帯の天候は非常に悪かったと伝えた。