9to5Macは15日(現地時間)、米アップルのワイヤレスマウス「Magic Mouse」およびワイヤレスキーボード「Apple Wireless Keyboard」の新型モデルが、FCCの認証を通過していたことが判明したと伝えています。
申請されていた「Magic Mouse 2」の外観図と仕様
今回FCCによって公開されたデータには、新型Magic Mouseの名称が「Magic Mouse 2」となることが明記されていた一方で、新型ワイヤレスキーボードの方については名称が変更されることを示唆する記述は確認されていません。
なお、これまでは両モデルともに「単3電池」を動力源としていましたが、新型モデルでは新たにリチウムイオンバッテリーを内蔵。さらに最新規格「Bluetooth 4.2 LE」に準拠しており、現行モデルと比較してより高速かつ安全性の高い通信を可能にしつつ、省電力性が大きく高められることとなりました。
新型「Apple Wireless Keyboard」の外観図と仕様
また、新型キーボードの外観図からはほとんど情報を入手することはできませんが、左上部には現行モデルには存在しない電源ボタンと見られる小さな突起が確認でき、多かれ少なかれデザインが変更されている可能性が示唆されています。Magic Mouse 2には新たにForce Touchが実装されている可能性を指摘する声もありますが、残念ながら今回のデータの中にそれを裏付ける記述は見つかりませんでした。
なお、アップル側からの申請があったのか、すでにFCCのデータベース上に公開されているMagic Mouse 2の外観図は、下の画像に差し替えられている模様です。
差し替えられた「Magic Mouse 2」の外観図
そのほか、9to5Macは両モデルともに「iPhone 6s」シリーズが正式発表を迎える前に発売される可能性を指摘。これまでの情報では、アップルは9月9日に秋の新製品発表イベントの開催を計画しているとされており(過去記事)、早ければ両モデルともに8月中にも入手可能となるかもしれません。
[9to5Mac]