AKB48がNHK朝ドラ「あさが来た」主題歌担当、センターは山本彩 | ニコニコニュース

主題歌発表会に登壇したAKB48の5人。
音楽ナタリー

9月28日(月)より放送されるNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌をAKB48が歌うことが決定。本日8月18日、東京・NHK放送センターにて発表会が行われた。

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「あさが来た」は明治時代の女性実業家・広岡浅子をモデルに、幕末から明治にかけてパワフルに生き抜いた女性の生涯を描くドラマ。NHK連続テレビ小説史上初めて、幕末から物語がスタートする作品となっている。主人公のあさを波瑠、あさの夫・新次郎を玉木宏、あさの姉・はつを宮崎あおいが演じる。

主題歌のタイトルは「365日の紙飛行機」で、アコースティックギターの音色に乗せて歌われる優しいミディアムナンバー。歌唱メンバーは入山杏奈、柏木由紀、加藤玲奈、木崎ゆりあ、北原里英、小嶋陽菜、兒玉遥、指原莉乃、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈、宮脇咲良、山本彩、横山由依、渡辺麻友、渡辺美優紀の16名で、センターは山本彩が務める。

本日の発表会にはグループを代表して高橋みなみ、山本彩、渡辺麻友、柏木由紀、横山由依の5名が登場し、主題歌について語った。渡辺は朝ドラ主題歌という大役に「こんな夢のようなことがあるのかと、すごくうれしかったです」と大喜び。高橋は楽曲の歌詞について「『紙飛行機は力を入れずにふっと飛ばすと自由にまっすぐに飛んでいくんだよ』と秋元(康)先生がおっしゃっていて。私たちもまっすぐな気持ちを持っていきたい、という思いを込めて歌いました」と明かした。

柏木は朝ドラについて「小学校のときは給食の時間にみんなでテレビで朝ドラの再放送を観ていて、主題歌が学校の歌になったりしたので、私たちの曲もみんなに愛される曲になったらいいなと思います」と抱負を語る。一方、横山は「いずれは朝ドラのヒロインもやらせていただけるようにがんばりたいと思います!(笑)」と個人的な野望を明かし、報道陣を笑わせた。

今回の楽曲で初めてAKB48のセンターを務める山本は、地元・大阪放送局制作の朝ドラ主題歌でのセンターというタイミングに「本当に光栄です。いずれはセンターに立ってみたかったけど、いざそうなってみると信じられない気持ちです」と心境を明かす。そんな山本に高橋は「AKB48ではなかなか自分を出せないところがあるけど、センターに立ったからには“借り猫”を卒業して自分の実力を出していってほしい」と激励した。また、山本の歌声について渡辺が「(山本は)歌がすごく上手なので、最初に聴いた方はAKB48ってことも気付かないんじゃないかと……AKB48のレベル以上の歌声なので」と本音を漏らすと高橋が「語弊がありますよ! みんながんばって歌ってますよ!(笑)」と突っ込み、会場は爆笑に包まれた。

会見終了後は「あさが来た」の佐野元彦エグゼクティブプロデューサーが報道陣の囲み会見に応じ、「あさが来た」へのAKB48メンバーの出演について「今の時点では『なくはありません』(笑)」と回答。「お楽しみゲストをちょこちょこ入れていく予定なので、そういう中に入るか、もしくは後半で合う役があれば……」と含みを持たせた。

なお、現在のところ「365日の紙飛行機」の発売予定は未定とのこと。ファンは続報も楽しみにしておこう。