プラスチック模型メーカーとして有名なタミヤの看板商品「ミニ四駆」。この、単3電池二つと一つのモーターで走る手のひらサイズのホビーを実車化するプロジェクトが始まりました。人気マシン「エアロ アバンテ」をモデルに製作する過程を動画で逐一紹介。1/1モデルをドライバーが運転し疾走する姿が、今秋には見られそうです。
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手軽に改造・レース……一大ブームに
ミニ四駆は1982年に発売開始。バギータイプの「レーサーミニ四駆」シリーズが登場して人気に火が付きました。
接着剤が不要で簡単な組み立て・豊富なアフターパーツを使った改造で進化させる・各所で開かれるレース大会で速さを競う……といった楽しみ方が特徴です。
小学館の少年マンガ誌「コロコロコミック」とのタイアップも手伝い、90年前後に小中学生を中心に爆発的ブレーク。
ミニ四駆と見比べながらバギー製作
実車化プロジェクトは、そんなミニ四駆の「コックピットに入り運転し走行するという夢を現実にする」のを目標にスタートしました。
特設サイトでは現在、二つの動画を公開中。
ビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔さんも愛用するタミヤTシャツを着たスタッフたちが、パイプフレームの本格的なバギーに、ミニ四駆の組み立て説明書を参照しながら架装を施していく様子が映っています。
製作過程を公開、ファンがいちいち反応
ミニ四駆と実車を見比べながら細かい調整を繰り返す姿を見ていると、フォルムの忠実な再現への期待がいやがおうにも高まります。
タミヤの本気に、ミニ四駆ファンはさっそく反応。
「タミヤがなんかやっとる・・・」
タミヤの特設サイトには順次、製作過程の動画をアップされています。完成車両のお披露目は今秋を予定。疾走する姿が今から楽しみです。