米グーグルは17日(現地時間)、“モジュール組み立て式” スマートフォンとして年内の発売を予告していた「Project Ara」の登場時期が、2016年以降に変更されたことを発表しました。
発売スケジュールの変更を告知する「Project Ara」開発チーム
先日の予告通り(過去記事)、今回Project Ara開発チームの公式Twitterアカウントを通じて告知されたところによると、発売スケジュールが変更された理由は「当初の想定以上に試作モデルの開発プロセスが長期化したため」であり、実際に製品が登場するのは2016年以降になるとのこと。ただし、2016年のどのタイミングになるのかについては言及されていません。
また今回、開発チームは新たにProject Araが米国市場内の数ヶ所において発売されることを予告。やはり具体的な地名については開示されませんでしたが、当初予定されていたプエルトリコにおける2015年後半の先行販売(過去記事)は、大幅に後退する模様です。
残念ながら、Project Araの実機を年内に目にできる可能性はほぼ潰れてしまいましたが、より完成度の高い端末およびシステムとして完成するために必要な “成熟期間” と思い、辛抱強く正式発表を待つよりほかなさそうです。
[Twitter[1]、[2]、[3] via Phone Arena]