8月18日、都内で映画『テッド2』(8月28日公開)完成披露試写イベントが行われ、日本語吹き替え版でテッド役を務める有吉弘行と「テッドもふもふファンクラブ代表」に就任した小嶋陽菜(AKB48)が登壇した。
本作は、見た目は愛くるしいテディベア、でも中身は下品な中年オヤジ! という斬新すぎるキャラクター設定で大ヒットを呼んだコメディ映画のシリーズ第2弾。
前作に続き、主人公テッドの日本語吹替えを担当した有吉はタキシード姿で登場するや否や、本作について「相変わらず下ネタ満載のくだらない映画で(笑)。アメリカンジョークも笑えたり笑えなかったり……」と早くも得意の毒舌が飛び出したが、「結構感動する場面もあって楽しい作品です。字幕の方が面白いので字幕でご覧になってください」と照れ臭そうにアピールした。
一方、小嶋が「ひどい言葉が多すぎてびっくりしました」と語ったように、本シリーズはコメディ映画でありながら、過激な描写があったり、汚い言葉が使われていることなどからR指定となっており、そのテッドの愛くるしいルックスとのギャップに驚いていた。
そして、この日のイベントに、テッドがゲストとしてステージに姿を現すと、女性の観客から大歓声が。しかし、R指定のテディベアとあって、腰をカクカクと振りながら登場するテッドを見た小嶋は「(テッドとは)初対面で、ちょっと動きにびっくりしました」と目を丸め驚きの表情を浮かべる。そんな様子を見た有吉が、小嶋にテッドとハグをするよう促したところで事件が勃発! なんとテッドが、素早く小嶋の背後に回ると、太ももを撫で、お尻を触り、抱きついて腰を振るという暴挙に出る。これには、有吉も「やめなさい! 腰を動かすのはやめなさい!!」と、すかさずツッコミを入れつつもニヤリ顔。そんなやりたい放題のテッドに対し、小嶋は「ひど~い!」と顔を赤らめていた。
さらに今回、イベントを盛り上げるべくテッドの「クマ友」としてご当地キャラの、くまモン、メロン熊、長野県観光PRキャラクター「アルクマ」、コーベアー、ゾンベアーが応援に駆け付けた。そして、この5体のご当地キャラがフリーダンスをして、この中で一番テッド愛を感じるクマ友は誰かを決する「ベスト・サンダーバディ賞」の選考が行われた。開始直前に、優勝した暁には小嶋からのハグがプレゼントされることがアナウンスされると、5体のご当地キャラが俄然ヤル気満々に。そんな様子を見た有吉が「ご当地キャラが性欲ムキ出しにしすぎ(笑)!」とツッコミを入れると、場内から爆笑が沸き起こった。
そして、有吉と小嶋の目の前で激しいダンスバトルが繰り広げられ……、見事優勝を勝ち取ったのは…メロン熊。
悔しがるほかの当地キャラを尻目に、メロン熊のもとに小嶋が近付いた瞬間、ハグをするのかと思いきや、いきなり噛み付くというテッドに負けず劣らずの暴走ぶり。
そんな光景にヤキモチを焼いたのか、テッドは小嶋にクマ耳のカチューシャをプレゼントすることに。これで一件落着……かと思いきや、またもやテッドは小嶋の太ももを撫で回し、背後から抱きつき腰を動かしだす始末。そんな自由すぎるテッドの行動に有吉は「あとで事務所に怒られるでしょう(笑)」とポツリとつぶやき爆笑を誘うなど、イベントは本作さながらのR指定な(?)内容で大いに盛り上がった。
映画『テッド2』は、8月28日(金)より、TOHOシネマズ 日劇他にて全国ロードショー。
©Universal Pictures