GoPro用電動スタビライザー、Slickが予約受付中―アクションスポーツ録画に威力 | TechCrunch Japan

今日(米国時間8/18)、新しいGoProアクセサリー、SlickIndiegogoでキャンペーンを開始した。GoProをヘルメットなどに直接固定するのではなく、まずSlickに装着し、 このスタビライザーをヘルメットなりドローンなりに取り付ける。Slickは取り付けにGoProの各種マウントが利用できる。価格は179ドルだ。

使用法は次のとおり。まず micro USBケーブルでバッテリーを充電する。次にGoProをスタビライザーにネジで固定する(防水ハウジングも使える)。Slickは3軸方向の動揺を打ち消す。バッテリーは2時間もつ。

Slick使用前と使用後の比較ビデオを下に貼っておく。

もちろんGoProビデオはソフトウェアでスタビライズすることもできるが、これは映像の一部を切り出す処理なので画質は相当に落ちる。

私はSlickのプロトタイプを実際にテストする機会があったが、周囲を見回して広い範囲を撮影するときに特に大きな効果があると感じた。つまり頭の動きにつれて突然画面が荒く動くのではなく、プロがパン撮影しているようにGoProがスムーズに向きを変えるのだ。

ユーザーがどんな動きをしてもGoProは一定の方向を向き続ける。Slickが動揺を巧みに吸収する動きは見ものだ。GoProユーザーの全員が必要とするアクセサリーではないかもしれないが、プロやハイアマのビデオ・クリエーターには魅力的なツールだろう。

Slickは防水で、GoPro Hero 3、Hero 3+、Hero 4、最新のHero 4 Session が利用可能だ。製品の出荷は2016年3月を予定している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+