リモコンを1つにまとめて、スッキリ暮らせる。
ソニーの若手社員で構成されたチームが開発中の「HUIS(ハウス)REMOTE CONTROLLER」。電子ペーパーを使った技術で、家じゅうのリモコンを1つにまとめ、さらに自分の用途に合わせてボタンをカスタマイズすることができるものです。
画面には電子ペーパーを使用。さまざまなリモコンの機能を登録、表示することができます。画面ごとに違うリモコンを登録したり、あるいは1つの画面にいろいろなリモコンのボタンを登録したりなんてことも好きなようにできるのです。
例えば、
「部屋のライトのリモコンはオン/オフだけで」
「テレビはチャンネルごとにボタンが必要!」
「レコーダーは再生と予約、録画のボタンがあればいい」
といったそれぞれのニーズにこたえてカスタマイズすることが可能。しかもそれが1つのリモコンに! もうたくさんのリモコンにわずらわされたりしないのかな、と思うと欲しくなってきますね...。
でも、これならスマートフォンのアプリでもいいんじゃないか、という疑問もあるかもしれません。電子ペーパーの利点は、省エネルギー、そして速い。HUISがもっとも売りにしようとしていること、それは「リモコンとして自然に使える」ということです。なんだかんだ、アプリの場合は、スマートフォンのロック解除やアプリ立ち上げなど手間があるもの。そういった点について考えた結果、すぐに使えて、充電を気にしなくてもいい電子ペーパーのリモコンにたどり着いたのかもしれません。
さて、そんなHUISですが、現在First Flightにてクラウドファンディング中です。こんなリモコンが欲しい!と思った方は参加してみてはいかがでしょうか。スマートフォンに触るように、タップしたりスワイプしたり、そうやっていろいろな家電を操作できたら、なんだか近未来の暮らしのようでステキかも。
source: First Flight
(横山浩暉)