今年12月に公開される映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する新キャラクター「BB-8」が大きく描かれたANAの特別塗装機が18日、ANAインターコンチネンタルホテル東京で行われたANA「STAR WARSプロジェクト」記者会見内で初お披露目となった。
大手航空会社のANAは、今年4月にウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社と、『スター・ウォーズ』ブランドを活用するプロモーション・ライセンス契約に基づき、2020年3月までの5年間にわたる「STAR WARSプロジェクト」を始動した。
その第1弾として4月にデザインを発表した「ボーイング787-9」(愛称「R2-D2 ANA JET」)は、10月初旬に日本に到着後、初めて乗客が搭乗するフライトとして羽田空港発着の遊覧フライトを予定しているほか、同月18日からカナダ、アメリカなどへの国際線として就航予定。遊覧フライトには、同社が行う各種キャンペーンの当選者計89名が招待される。
4月に「R2-D2 ANA JET」を発表して以来、その反響は非常に大きく、そこで今回は新たに2機の特別塗装機が発表されることになった。新機体のうち1機は「BB-8」がデザインされた「ボーイング777-300ER」(愛称「BB-8 ANA JET」)。オレンジの丸い模様が印象的な同機は2016年3月頃から、北米路線中心の国際線で就航予定となっている。さらにもう1機は「STAR WARS」のロゴと「R2-D2」「BB-8」のイラストが描かれた「ボーイング767-300」(愛称「STAR WARS ANA JET」)。こちらは今年11月頃に国内線で就航予定となっている。
この日はルーカスフィルム共同代表のキャスリーン・ケネディからも「地上から眺めるだけでなく、ANAの『スター・ウォーズ』ジェットに乗り込んで世界へお出掛けください。わたしも次の来日ではぜひ乗ってみたいと思っています」とのビデオメッセージが寄せられた。(取材・文:壬生智裕)