10月からスタートする人気特撮ドラマ「仮面ライダー」の最新作「仮面ライダーゴースト」(テレビ朝日系・毎週日曜午前8時~)の記者会見が18日、都内で行われ、主人公の天空寺タケル(仮面ライダーゴースト)を昨年、第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを獲得した西銘駿が演じることが発表された。また、ヒロインの月村アカリ役を大沢ひかる、深海マコト(仮面ライダースペクター)役を山本涼介が務めるほか、柳喬之、磯村勇斗、竹中直人が出演することも発表され、それぞれ壇上で意気込みを語った。
ドラマ初出演が「仮面ライダー」となった西銘は壇上に上がると「今、この場に立っていることが夢のような気持ち。うれしかった半面、演技の経験のない僕に務まるか不安もあったんですけど、周りの人たちの支えもあり、今は現場で楽しく撮影ができています」とにっこり。本作ではハードなアクションに挑戦するが、「スポーツをやっていたので自信はあった」と言いつつ、「撮影が始まると受身を取ったりするのが大変でした」と苦労も明かした。
ヒロインの大沢は「今回、タケルとは幼なじみの理系女子という設定。今までのシリーズに負けないような作品を目指して頑張っていきたいと思います」と力強く発言。もう一人のライダーを演じる山本も「強くてかっこいいライダーを見せられるように頑張りたいと思います」とそれぞれに本作への意気込みを語っていた。
シリーズ17作目の本作は「お化け」がモチーフ。新たなヒーローとなる「ゴースト」は、世界的な英雄、偉人の思いとシンクロすることで手に入る、目の形をしたアイテム「眼魂」(アイコン)を使って変身。宮本武蔵やアイザック・ニュートン、トーマス・エジソンの力を身にまとい、立ちはだかる敵と壮絶な戦いを繰り広げる。会見には主題歌を担当する氣志團も出席。綾小路翔は「メンバー一堂、仮面ライダーで育った人間たち。この上ない名誉。期待しかしないでください」と自信を見せた。(取材・文:名鹿祥史)