電通総研が、「若者×働く」というテーマで行った調査の結果を発表した。調査は、週に3日以上働いている18~29歳の男女3000人を対象に、今年3月、インターネットで実施。働くことへの意義を聞いたところ、「働くのは当たり前」という回答は約4割にとどまり、「できれば働きたくない」が3割弱との結果だったという。これを受けて、ネット上では「働きたくないのは普通のことだ」などといったコメントが続出している。
発表には、「働き方に関連した言葉」についての調査結果もあり、バブル期の流行語である「モーレツ社員」「企業戦士」を知らない若者が増えている、というデータとあわせて、若者の“働くこと”に対する意識の低下を示唆している。
これに対してツイッターには、
「若者の3割が働きたくないニュース、当たり前だと思うんだけどなー。働く楽しみなんてまずは働いたことがなければ知らなくてあたりまえだもん。別に今の子だからじゃなくて誰でも若いときはそうだと思うんだけどなー」
など、「働きたくない」のは当たり前という声が多数投稿された。さらに、
「『働くのは当たり前』って39%も思ってる方のがビックリだよ」
といったコメントも。
とかく否定されがちな「若者の働き方」。ネット上では寛容な意見が多いようだ。
※当記事は2015年08月17日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。