東証、1カ月半ぶり安値 世界景気懸念で189円安
20日の東京株式市場は世界景気の先行きに対する懸念から売り注文が優勢となり、日経平均株価(225種)の終値は前日比189円11銭安の2万0033円52銭と続落し、約1カ月半ぶりの安値水準になった。
東証株価指数(TOPIX)は24・60ポイント安の1623・88。出来高は約21億1500万株。
前日の欧米市場の株安を受けて、輸出関連の主力株を中心に幅広い銘柄が売られた。原油など商品市況が下落し、中国をはじめとする世界の景気減速への警戒感が強まったことが投資家心理の悪化につながった。