日本の常備薬、「神薬」は誇張しすぎ!=中国メディア | ニコニコニュース

サーチナ

 中国メディアの老人報は17日、日本の製薬会社の製品が中国のインターネット上で「日本を訪れたら必ず購入すべき常備薬」として取り上げられていることを紹介する一方、「中国で“神薬”として崇められている日本の薬はただの家庭用常備薬だ」と主張した。

 記事は、中国で「日本を訪れたら必ず購入すべき常備薬」とされている製品として、液体絆創膏などがあることを紹介し、日本を訪れた中国人旅行客が実際に大量に購入していることを指摘。一部の製薬会社は中国人旅行客を中心としたインバウンド消費の恩恵を受け、売上高が急増していると伝えた。

 続けて、中国で「神薬」と崇められている日本の薬や製品は「ただの家庭用常備薬だ」と主張。また、中国で「神薬」と呼ばれているのは「万病を治してくれるからではなく、良質な割に価格が安く、安心でき、デザインが良いから」であり、新しい技術が使われていたり、中国国内で見かけない製品だからだと主張した。

 また記事は、「神薬」とされている日本の薬や製品に対する批判を展開し、「実際には大した製品ではない」と主張。なかには良い製品もあるとフォローしながらも、「効果や効能が使用者によって過大に誇張されている」と主張し、日本の薬や製品が中国で「神薬」とされていることに不快感を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)