Samsung、Apple Watchに対抗するGear S2のビデオをリリース | TechCrunch Japan

Samsungは先週、ニューヨークにて大々的なイベントを行った。Galaxy Note 5およびGalaxy S6 Edge+を発表するためのものだった。しかしその場でSamsungは「Samsung Gear S2」のリリースが間近となっていることもアナウンスしていた。このS2だが、どうやらSamsung Gear Sとは全く別物となっているようだ。サイズは(もちろん)小型化し、よりファッショナブルなデバイスとなった。ライバルはもちろんApple Watchを想定しているのだろう。

デバイスの詳細についてはまだ明らかになってはいないが、SamsungのYouTubeチャネルにティーザービデオが投稿されたので紹介しておきたい(上に掲載しているものだ)。詳細については9月初旬のIFAプレスカンファレンスで明らかにするとのことで、ビデオ以外に新しい情報はリリースされていない。ビデオからわかることだけを簡単に確認しておこう。

まず誰でもすぐに気づくのが外見が丸型となったことだ。ベルトもどうやらメタル製のものが用意される様子。ビデオ中で表示される天気予報、タイムゾーン、ストップウォッチ、スポーツトラッキングアプリケーションなどは、スマートウオッチ用にカスタマイズされている。ビデオを見る限りでは、心拍計機能もも搭載されているようだ。情報をスニペット化することで、たとえば下の画像のように心拍を確認しながら会議の予定を表示するなど、さまざまな情報を同時に把握できるようになっている。

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よくも悪くも、Gear Sから大きく変化しているところに注目しておきたい。Gear Sは3Gに対応し、スマートフォンの機能に頼ることなく、電話をかけることができた。画面に表示されるQWERTYキーボードを使ってチャットするようなこともできた。このQWERTYキーボードは、丸型となったGear S2には搭載されていないものと思われる。

画面に表示されるさまざまなデザインも新しくなっている。各種アイコンは丸くなり、よりおしゃれになっている。丸型アイコンについては、Appleも特許登録をしていない。Apple Watchのリリース後になって、Samsungも丸型アイコンを採用したことには何かウラ話があるのかどうかも気になるところではある。

このGear S2に搭載されるのがTizenなのか、それとも大幅にカスタマイズしてSamsungアプリケーションを載せたAndroid Wearなのかはまだよくわからない。また、上で「小型化された」と書いたが、実際のサイズも実はよくわからない。Gear Sの無骨さ(下の写真参照)が薄れていることを期待したい。機能はともかく、Gear Sは腕に装着するにはやや大きすぎたように思うのだ。

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(翻訳:Maeda, H