夏休みに入り、キャンプや林間学校などのアウトドア行事が楽しみという人もいるでしょう。キャンプではみんなで食事を作ることもあります。その時に作るものは決まってカレーです。もっとほかのアイデアがあって良いものでしょうが、なぜカレーを作るのでしょうか?
まず、カレーというのはコトコトと煮込む料理です。すべての食材に火を通すため、食中毒が起こりにくい食べ物です。カレーに使われるスパイス、香辛料はもともと食料の保存効果や殺菌効果を高めるためにも用いられていました。そのため、カレーは食中毒のリスクを低くできるため選ばれているのです。
さらにカレーはごはんをよそい、そこにカレールーをかけます。その時に使う食器は1つで済みます。これが、ごはんがあり、おかずが何品かあり、スープもありという風になっていくと、食器が複数必要になります。それが何十人という人数になれば、膨大な数の食器が必要になってしまいます。それぞれの食器セットが散逸してしまうということも十分考えられます。その分、カレーというのはお皿一つで済むので、効率的というのがあるでしょう。
さらにカレーというのは、味の失敗がまずありません。どのように調理の手間があったとしても、最後にカレールーを投入すれば何にでもカレー風味になるので、作りやすいということもあげられるでしょう。